万年筆(その他の色)の記事一覧 

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 偉大なる革命 

ハロウィンにちなんで、色目だけでも。

このペンが出てきた時、そのあまりの煌びやかさに目を奪われました。
そして即効、「私のもの♪」と判断。

PARKER DUOFOLD。
矢羽クリップが特徴のパーカーは、譲っていただいたVECTER1本しか所持していません。
「ソネットがいいよ~」なんて声も聞きますがピンクがないし金属軸だし
このまま縁もなく行くものだと思っていました。
実際、こうして転がりこんでくるまでは。

私の些細なこだわりを吹き飛ばすほど、このペンは美しい。
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万年筆といえば黒軸が当たり前だった1920年に燦然と現れて
その色で衝撃という革命を呼び起こし(?)
マッカーサー元帥にも愛用されたという
「ビッグ・レッド」と呼ばれた伝統のオレンジ軸、の後継者。
その気持ち、わかる。
……高瀬はピンクと白と真紅の次にオレンジ軸が好きでした、そういえば。

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使用頻度も低かったのか、なかなか美品。
花のような天冠も上品。
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これを発見した時、BPとMPも一緒だったんですが、
こちらは天冠からクリップへのゴールド部分のデザインがかっこよくて、
正直万年筆より見た目はいいんじゃないかとか思ったり?
バランスは悪くないのにやはり重いんですけどきれいだからOK。
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でも使用するなら万年筆一択。
尻軸に貼ってあるシールはF。
こりゃ楽しみだとせっせと洗浄して、
父はカートリッジ使用だったようなのでわざわざコンバーター買いに行ったり。
(予断ですがこのパーカーのコンバーター、金属部分が銀色のと金色のとの2種類あって、
何故か価格差が600円ほど。
ペンに合わせて高い金色をチョイスしましたが釈然としません)

インクを選ぶために我が家内コンテストを行いました。
PERIKAN Edelstein:MANDARINE
CARAN d’ACHE:Saffron
SAILOR 色織々:金木犀
Dr。Jansen:Peach
PILOT iroshizuku:yu-yake(夕焼け)
PILOT iroshizuku:fuyu-gaki(冬柿)
SAILOR インク工房製:紅茶女王

勝利したのは「金木犀」。ちょうど季節も良かったですし。
実質EdelsteinのMANDARINEとの一騎打ちでした。
PILOTのiroshizukuはどれも良い色ではあるのですが
PILOTのペンでしか使わないことにしているし。
より「オレンジ」っぽい色ということで。

さて、わくわく使ってみたならば。
「これでFはない、絶対ない」
というくらい太いじゃありませんか!

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そうね。
このペン先見て細い字が書けるはずないよね!(泣)
このペン芯に刻まれた86がどのサイズを表すのかわかりませんが
Fでないことは分かるよ!
でもきれいだしね、きれいだから許すか慣れるしかないね!

慣れるといえば、これCENTENNIALサイズなんですが。
モンブランでいえば146(ル・グラン)、ペリカンでいえばM800くらいかと。
つまり、私の手には太い。
でもSAILORのプロギアともそう差はないっぽいので
軸の太さにも慣れるしかないでしょう。
細いINTERNATIONALサイズだともっと良かったけどね!

後になって知ったのが、この花のような天冠が使用されていたのは
1992~1997年の5年間なんですね。
当時のカタログ(一緒に発見された)見ても普通に掲載されているので
限定というわけではなかったようですが。

オレンジ軸の美しい万年筆ということで
DELTAのドルチェビータ・オーロ・スリムを密かに欲しいかもと
思っていた気持ちにも整理がついたかもしれません。


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 うちの茶縞はM600 

そもそも、2014年にペリカンのクラシックM205コニャックに使用する目的で
ペリカンEdelstein Amberインクを購入いたしました。
コニャックの発売をとても楽しみにしていたのですが、
いざ発売されて実物を眺めると「違うわ、これ」に。

色やデザインは本当に素敵なんです。
しかしM600ルビーレッドに慣れてしまった後だと、
M200のサイズはまず小さく、頼りない。
更に、わざわざペリカンの万年筆を購入するなら鉄ペンはいらないなあと。
お値段は釣り上がりますが金ペンなら行ってたかも?
別でサイズの合う金ニブを入手するという方法もないではないのですが、
ピンクでもない万年筆にそこまでする気はまったくありませんでした。
手配が面倒だし。

そうなるとAmberが浮くんです。
我が家では「軸色に合わせた色のインクを使う」というルールがございます。
ピンク軸には赤かピンクのインク。
赤軸には赤インク、オレンジ軸にはオレンジインク。
青軸には青インク、黒軸には黒かグレイ。
ちょっと変化球で白軸には青かグレイのインク。
透明軸には緑か紫のインク。
……じゃあ、それ以外の色のインクはどうなるの?
そう。我が家では茶系インクはペン難民なのでございます。
こんなに沢山万年筆があるのにねえ。

透明軸をもっと自由に使ってもいいのではないか
というご意見もあるかとは思いますが
透明軸には目で見て楽しいきれいな色を入れたい。
現状、我が家の透明軸は軒並み緑系インクを吸っています。
紫インクも難民化していると言っていいでしょう。

で、Amberはそのまま仕舞い込まれていました。
正直、忘れてました。
それが今年の夏、うっかり増えるパイロット色雫小瓶のために
インク棚を整理していると存在を主張するように落ちてたのです。
Amberは実に良い色。
できるならば使いたい。
でもAmberのために茶色の万年筆を購入するのはあまりに本末転倒の無茶なお話。
そもそも今、入手できる気に入る茶系軸万年筆なぞありませんでした。
でも使いたいしなぁ、どうしようかなぁ。

と、悩んでいると母が「こんなもの見つけたんだけど」
18cm四方の白い箱を持って参りました。
箱の中にはどこかで見覚えのあるペリカンの紙箱。
DSC00530.jpg
その中にはインク瓶と万年筆とBP。
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見た瞬間、叫びました。
「私、これ使う!」

ペリカンの茶縞については趣味文などで読んでいて
ようやくM800に続いてM400が限定として発売されたというのは
なんとなく覚えていたのですが、
私の好みからいくといささか黄味の強さがひっかかり、
早い話、眼中になかったのです(笑)
それに私の手にはM800は大きすぎ、前述のコニャック同様M400は頼りない。
そうなるとM600しかありえないでないですか。
その上、他の限定茶縞に比べて黒味の多いこの茶縞は
ピンク愛好家の中の何かを揺さぶるものがありました。
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そう、私は悟ったのです。この茶縞こそ
「M600じゃなきゃヤダ」
「金ペンじゃなきゃヤダ」
「気に入った軸のペンじゃなきゃヤダ」
「納得できなきゃわざわざ買うのヤダ」
という私のヤダ条件をことごとくクリアさせて自分を使わせようとする
Amberの計らいだということを!

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保証書などから1999年に丸善130周年記念として
万年筆とBPのセットで500組限定発売されたもののよう。
その上、Fニブで未使用。
売ったら売れるとも一瞬思いましたが、
それよりAmberで使いたいという気持ちが上回りました。
使ってみると海外Fですからそれなりではありますが許容範囲の字幅。
もううちの子ですとも。
Amberも満足そうです。
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勘の良い方ならこのペンが「他力本願」に属するくせに
「万年筆(その他の色)」にカテゴリされていることに気づかれたかもしれません。
これから何本かそういうのが出てきます(笑)
天冠の画像を撮影しそびれましたがひとりっ子政策前でヒナは2羽。

ところで。
お揃いのBPにまったく用がないのです。
きれいだとは思いますとも。
しかしこれから先の記事にしていくつもりですが
BPが本当にやたら出てきてですねえ。
とてもじゃないけれどこのBPにまで手が回らない。
これだけでも需要ありますかね?

 BRLIYNZEEL~カラフル 

雑貨屋をふらふらしているとアンテナが反応しました。
「おっ!? これは行かねば!」
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きれいな軸でしょう?
透明感たっぷり、夏にぴったりのスケルトン。
でもキャップに「BRLIYNZEEL」とあるだけ。
一体あなたはどこのどなた。
そしてなんとお読みすればいいのですかー!?

変わったペンを見つける→ネット検索をする
すると結局、「ぺんぱれーどっ!」様がヒットするという(笑)
こちらの記事参照。
「ブランジール」というオランダのトップクラスの文具メーカーだそうです。
オランダに行く機会がもしあれば要訪問ですね(ないけど)。
軽いし、きれいだし、ネット上の評判でも書き味は悪くなさそう。

ただ、カーボンさまも書いておられますが、
軸の細さが原因で、せっかくのスケルトンなのにコンバーターが使えない!!!
実は色々、自分でも試してみたのですが。
差込口はヨーロッパタイプでOKなんです。
ショートタイプのカートリッジ、及びショートタイプと同サイズのコンバーターしか無理。
ロングタイプのカートリッジすら無理だったという……。
惜しい、惜しすぎるよ、ブランジール!!!

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あんまりきれいだったので、ブルーも同時購入。
私がオレンジはともかくブルーを買うのは本当に珍しいことです。
まあ安いし。ラミーサファリの定価で4本買える(笑)

この「カラフル」、あとイエローとグレーがあります。
いっそ4色とも買おうかと思ったのですが
イエローはプレラのカナリヤがあるのでやめました。
グレーはかなり悩んだのですが
使わないんだからやめておけと理性が勝利。
4本並べるときれいなんだけどな。
しかし、このラインナップならばピンクとグリーンとパープルも
作ってもいいと思うんですけど!?

 PILOT VA William Morris Collection 3rd~navy~ 

前回の記事に引き続きモリスです。
天は私の執念を良しとされたようで。
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モリス3期のネイビーです。
既に赤を所持しているので書きやすいのは承知の上。
ただ思っていたよりもダークトーンでした。
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シックかつ高級感もあり、花柄であっても男性が持っていてもいけそう。
パイロットのペンとしてはグランセ級なんですが、グランセより使っていて疲れないんですよ。
(ちなみにあまりに疲れるのでグランセは桜と桃で終了しました)

IMGP7005.jpg
所持するモリス6本並べ。
1期の2本が浮いて見えるという逆転現象。
さて残す2本だか3本だかが揃う日が来るのでしょうか?
ともあれ、いい加減モリス生地の専用ペンケース作らなくっちゃ。


V&A ウィリアム・モリス・コレクション(パイロット製)
ペン先:14k F
キャップ・胴軸:真鍮にラッカー仕上げモリス・パターン入り。
首軸:樹脂
金属部分は金色メッキ仕様
収納時約137mm、筆記時約154mm
カートリッジ/コンバーター 両用式

パイロット iroshizuku 月夜 使用


*モリス・コレクションは実用と決めているのと、
パイロットのペンにはiroshizukuのインクを使うという法則に従い、
以下の通りに決定。
より軸色に相応しい色が他にもあるかもしれませんが、
主な理由としては「大壜がある」というのも大きかったり……。

1期ピンク:秋桜
1期水色:露草
2期赤:躑躅
2期茶:冬将軍
3期赤:紅葉
3期紺:月夜

 ロングプロダクツ藤本寛氏の逝去~マンダリンオレンジ&アクアマリン 

先日、コメントで教えていただいて、
ロングプロダクツの藤本寛氏がお亡くなりになられたと知りました。

私はアセテート桜の美しさに魅せられて、万年筆道に本格的に落ちたようなものですから、
この訃報を聞いて残念でたまりません。
発表される万年筆たちはいずれ劣らぬ美しいものばかりで
経済的にすべてを揃えることができないのが悔しいくらい。

たしかにシュミットニブには不満があるし、
いささか密閉度が低くてインクが濃縮されやすいという欠点はありますが
ペン先は交換して以来快適だし、
インクの変化も楽しめばすむことなので大きな問題ではありません。
軽く美しく、使って楽しいという大切な点をしっかり抑えてある
素晴らしいペンを作って送り出してくださっていました。
なんとなくもっとお若くて頑強な方かと勝手にイメージしていたんですねえ。

いくつか心惹かれながらも「いつでも買える」と思っていて。
我が家にはロングプロダクツのペンが既に4本ありますし。
でも加藤氏の時にそうだったように、今後入手が困難になることは目に見えています。
慌ててマンダリンオレンジの注文をしたのは私。
本当は檸檬も欲しいけれど2本を一度には無理だということで。

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記事にはしておりませんでしたが昨夏、
あまりの暑さについにアクアマリンをゲットしておりまして。
インクはもちろん、ずっとこのペンにぴったりだと思っていた
伊東屋カクテルインクの「Moon Shower」

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夏中、スケルトンたちと持ち歩きペンケースの中で活躍してくれました。
(今は時期的に春の三姉妹の出番なので)
ちなみにパイロットの14kニブに変更済みだったりします。

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手持ちの4本はどれもお気に入り。
マンダリンオレンジは届けばM320のオレンジと並べて楽しみたいです。
きっと愛しい1本になるでしょう。
藤本さん、素敵なペンをありがとうございました。

しかし確実に「職人」と呼べる方が彼岸へと去っていっておられるということも
嫌でも考えないわけにはまいりません。
加藤さんのあとは大西さんが出てきてくださいましたが
藤本さんには後継者がいらっしゃるのだろうか?
私の手先が器用ならば弟子入り志願もできたのでしょうけれど
あいにく、大変な不器用なもので憧れの「職人」技は身につかないでしょうが。



ところでオクに以前、藤本氏のセルロイド万年筆が出ていたんですよね。
白のセルロイドにはかなり惹かれていたけどスルーして馬鹿だったわ。

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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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