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 2011年02月の記事一覧 

 プラチナ シープ和柄(改) 

私が所有している万年筆の大半は、
未使用新品もしくはデッドストックの新古品であったりします。
試筆程度のものもいくつかはありますがクセもないような状態のものばかり。
あきらかな「中古品」には手を出してはいませんでした。

そのペンを最初見た時、
「あ、桜だ♪ でもなんてかわいそうな状態なんだろう」
そう思いました。
でもその時私は<磨きたい病>にかかっていたので、
自分できれいにしてみたくなってつい入手してしまったのです。

このペンですが、はじめはつきみそう様がこちらの記事にしておられるものと
同じものでした(過去形)。
しかし軸の柄は薄汚れ、カートリッジは挿さったまま、ペン先もどろどろ。
さっそくぬるま湯で首軸ごと付け置きし、その後プラチナのインククリーナーで洗浄。
クリップ等の金属部分の錆や傷を磨いて落として。

でもその後がいけなかったのです。
単純にきれいにしようと、私は革用のクリーナーで軸を拭き……
見事に色落ちして柄はほとんど消えてしまいました。
更になんとかしようとすればするほど状況は悪化。
こんな風になってしまったのです。

ps1
ps2

クリップ下はクリップがあるため柄がまだ残っていますが、
他はもう……。
全体的に柄はぼやけ、変に白っぽくなった部分もあり
見ていると悲しくなる状態に。

しかし洗浄したペンそのものはプラチナらしい極上の細字。
実に書きやすいのです。
このペン先が諦めきれず、更にこれ以上悪くなることはないと、
私は部屋を探してこんなものを掘り出します。

ps7

普通、こんなものが部屋に転がっていないかもしれませんが、
うちには転がっているのです。
ハギレを染めるのに使うために。
本当はあとピンク系とグリーン系も持っているはずなのですが、
元々のペンが赤ということで、開封済みのスカーレットを使用。
二度染めして現在はこんな感じです。

ps4
ps5

なんというか、赤黒いペンになってしまいました(苦笑)
革そのものが傷んでしまっているので、
どれほど布で磨いても油を使っても艶は出ません。
でも変にまだらだったときよりはマシというか。

おそらく外に持ち出すことはないペンだとは思いますが、
プラチナはやっぱりいいですねえ。
状態の良いプラチナシープ欲しいかも、
とかちょっと思うようになりました。

ps6


プラチナ・シープ(革巻き万年筆)
ペン先:18k、字幅 細字
首軸:樹脂
キャップ・胴軸:金属に羊革貼り付け
収納時約134mm、筆記時約147mm
カートリッジ式(コンバーターも可能?)
キャップ嵌合式

Conway Stewart Green カートリッジに詰めて使用

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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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