2013年04月の記事一覧 

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 「手紙を書こう~万年筆のために~」5 

「手紙を書こう~万年筆のために~」

5.ペンとインク

*今回、とくに私見で物を言っております。
あくまでも高瀬の個人的見解によりますことをご了承願います。
意見の違う方も、こういう考えもあるのだと受け止めていただければ重畳。

手紙を書くのに使う万年筆、どういうのがいいか。
それは本末転倒なお話。
この企画、「万年筆を使うために」はじめたわけですから、
「使いたい万年筆」が正解です。

便箋の罫線が太い場合は細字よりはもう少し太い字幅がいいようにも思いますが
乱暴な話、読めればいいわけですし。
太字の場合、字がつぶれて読めなくならないように注意が必要かもしれません。

インクについて、これも私見で申しますと。
視認性さえ良ければ何色でもいい、と考えています。
目上の方や正式な文書の場合、黒かブルーブラックに決まっていますが、
親しい人に出す手紙ならばそれに縛られないでもいいでしょう。
せっかく気に入って買ったインクなのに出番が日記や手帖だけなんて寂しすぎます。
個人的に、赤系インクが使えないと困るんです!
減らないんです! 何十とあるんです!
友達ならばそのくらい受け止めろ! 俺の趣味くらい把握しとけ!

……いささか本音だだ漏れではございますが、
赤系インク、学校の先生の採点用だけのためじゃないんです。
モンブランだって限定インクを特別なときに使えと言わんばかりに出してるじゃないですか。
ラブレターインクだってキレイな赤です。
だいたい、カラーペンをじゃらじゃらペンケースいっぱいに入れて、
カラフルなノートを作り出すことに情熱を傾けていた少女時代があれば、
赤系インクで書かれた手紙だとて「きれいな色」で終わります。
問題ナシ。
実際せっせと赤系インクで書いて出していますが不満や不審の声は聞きません。
男性宛の場合だと最初は驚かれるかもしれませんが、
手紙を読み進むうちに相手も慣れますから!

青系インク(BB含む)はおそらく一番よく使われていますが種類も豊富。
その中で選びに選んだ一色ならば気持ちよく書けることと思います。
濃淡の美しさを楽しめるのも青系が一番でしょう。
オリジナルインクでも多数出ていますが、色だけでなく名前も面白いもの。
そのあたりにこだわっても楽しく手紙が書けるでしょう。

緑系インクは個人的に初夏から真夏によく使います。
緑陰の涼しげなイメージがあるせいでしょうか。
目にも優しいですし、クリーム色の便箋との相性も良くて嬉しいもの。
緑系と一口に言っても黄緑に近いものから黒に近いものまでさまざま。
モンブランのレーシンググリーンなんか廃盤になっても人気ですし、
好きな緑を探すのも楽しいものです。

紫系インク、これも特殊に思えるかもしれませんが、
エルバンのヴィオレ・パンセのように広く使われていたりもします。
品よく私信に相応しいかと。
紫にも青みの強いもの赤みの強いもので印象も変わります。
気分を変えたい時などに使ってみてはどうでしょう。

茶系インクは実は一番オシャレな色ではないかと思っていたり。
クリーム系やクラフト系の便箋に使うとアンティークな雰囲気。
華やかさはないけれどセンスがいいと感じます。
それほど数は持っていないけれど吸わせていると使用頻度は高かったり。

灰色系インク、実はかなり好きなんです。
筆ペンで使っていて気が付いたのですが、黒よりも字がきれいに見えるんです!
一度お試しください。
濃い灰色は黒にしか見えない場合も多々ありますが、
あえて黒でない、というこだわりと満足を与えてくれるでしょう。

そして黒。
間違いなく受け取った相手が一番読みやすい色です。親切。
各メーカーが出していますが、同じ黒であっても比べてみれば大きな違いもあり、
そのあたり一見してわからないところにこだわる楽しみがあります。

結論といたしまして、どの色でも視認性さえ注意して薄すぎる色を避ければ
書き手が楽しいインクならどんな色でもいいのです。
だってそこに自己満足があります。
このご時勢にわざわざ万年筆を使うというのがそも酔狂な自己満足なのですから、
インクの色くらい十分好き勝手したっていいじゃないですか。
選んだ便箋に一番よく似合うインクを探す楽しみを見つけてください。

ちなみに私の場合よくやる使い方。
便箋1枚ごとにペンを変えます。段落でなく、紙ごとに。
中に入れているインクも全部違いますので、書きあがった手紙は色とりどりできれいですよ。
何しろ使いたいペン、早く慣らしたいペン、山のようなインクがありますから、
できるだけ色々使いたいのです。
便箋がシンプルでもインクの色がまさに「色を添える」状態になって目にも楽しく、
シンプルな便箋でも柄がいらないほどだったり。

さあ、これでいよいよ好きに手紙を書いてやってください!

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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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