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 獄中は玉虫色(もしくは玉虫色の肖像) 

このあたりで、私が「ぎゃっ!」となった大物を一発ご紹介。

わたくし、根っからの庶民で貧乏性でございます。
私のコレクションなぞ、元上代は別で最高金額で4万超えるか超えないか…
までしか出していませんし、そこまで出したのも2本くらい?
だいたい3万(税別)出せば国内上位モデルは入手できるし、
一番多いのは1万前後のものでしょうか。
だから。
正価が5万超えれば無関係だし、それ以上だと異次元だし。
万年筆コレクターの方だと当たり前の金銭感覚かもしれませんが
まあつまり。
私から見たらすごい大物なんだよ、と。

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↑この状態でぴんときた人はヘンタイだと思う。

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↑ああ、モンブランなんだね。

DSC00611.jpg

↑ブック型の箱なんだ~。
で、何? もしかして何かの限定なの?

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うん、我が家にさ、まさかモンブランの作家シリーズがいらっしゃるなんざ
夢にも思ってませんでしたとも。
心臓ばくばくしながらオスカー・ワイルド氏とご対面です。
1994年の世界限定20,000本。

DSC00612.jpg

箱収納の向きはもしかしたら逆かも。
おそらく購入の際に試筆したくらいでしょうか。
ちょっとペン先洗ったらうっすら青かったくらいなので。

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ベースというか太さは149みたいです。
わりと予想していたよりもおとなしい。
クリップのサイドにワイルドのサイン。

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ペン先は18kで胴軸のシールを信じると字幅はB。

DSC00619.jpg
DSC00620.jpg

クリップとクリップリングとリングの玉虫色がアクセントなのかな?
他は配色も地味だしねー。
……なんて、最初は思っていました。
だって知らなかったんだもの。

DSC00621.jpg
DSC00623.jpg

この軸を最初に見たときに連想したもの。
コーヒーゼリー入りのアイスオーレ。
ミルクコーヒー色でしょう?
美味しそうな軸は嫌いじゃないぜ。

さて、しかし。
同梱のカタログを見て違和感を覚えた私は、ネット検索の旅に出ました。
カタログの画像はクリップ普通に金色だったからです。
で、またしても有益な情報があったのは「万年筆評価の部屋」さまでした。

スターリングシルバーの土台の上に24kメッキがほどこされ…ていたんですね、元々。
しかしそのメッキがあまりしっかりしたものではなく、
空気に触れることで酸化して変色しやすい、と。
あ、つまり。
このアクセントな玉虫色は酸化の結果なわけですか!?

高瀬は実は銀磨きが大好きです。
銀磨きも金属磨きもあれやこれや持ってます。

DSC00625.jpg

ですからこのクリップを磨くのは可能なんですが
画像が暗くなってしまって分かりにくいかもしれませんけれど
クリップのMON山BLANC部分の濃いピンクとゴールドの感じとか、
クリップ先のメタリックに輝くブルーとか、本当に美しいと思うのです。
だから、これはあえて磨きません。
それを理解してくださる方が嫁に貰ってくださればと思うのですが。
これもWAGNERに持っていく予定。
こっちのせいで酸化させたわけじゃないのに
それを理由に足元見られそうなんで。

DSC00622.jpg

ワイルドは『サロメ』と『ドリアン・グレイの肖像』しか読んでません。
そしてある意味潔癖で残酷な思春期の少女は
『ドリアン・グレイの肖像』をナルシストの自業自得の末路、
『サロメ』にはヨハネの根性なし、
と切り捨てたのでした(笑)。
あと、お盆の上にどうやってまっすぐ首を載せられるか論争を友人としたような?
普通、転がります。
関心あるのそこでしたか、女子高生時代の私?
……わかるよ(笑)

後年、『サロメ』は読み返しましたが、感想はあまり変わらず。
女としてはどうしてもサロメ目線で読みますから。
だってサロメ本人が悪いわけじゃない(出生とかどうしようもない)のに
ヨハネってば話聞かないし~。
サロメも顔だけしか見てない(笑)けど、元々相性最悪ですよ?
同性愛者として知られるワイルドですが、
なんというか女性への恐怖が滲み出ている気がしました。
そしてビアズリーの挿絵のサロメはごつい不美人な男にしか見えない…。
雰囲気とかすごい好きだけどね!



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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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