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 ごめんねレクイエム 

私はそもそも重いからという理由で金属軸が苦手です。
金々銀々ピカピカしているのも、なんというか自分に合わないから苦手。
軽くてきれいな樹脂バンザイ。

さてそんな高瀬の一親等血縁者でありながら、
父は黒軸も金属軸も大好きで。
……まあ、昔から女の趣味も合わなかったしね。

今回はこちらの金々ぴかぴかの1本をご紹介。
DSC00626.jpg

太い、重い。量ったらほぼ50g。
箱も保証書も無し。
ただキャップ下の胴軸に流麗に刻まれた「S.T.Dupont PARIS」

そもそもデュポンの万年筆なんて、趣味文で眺めて終わるものでした。
(オードリーは例外中の例外で欲しいんだけど)
実用品というよりも宝飾なイメージ。
まあお値段もかわいくないし?

私の父はコレクターではなく、基本どんなペンであろうと
平気で普段使いする人です。
それはいい。
筆記具として生まれたからには仕舞われているより使われる方が幸せだろうし。
でも。
もう少し気を遣え~っ!!!

革のペンケースに入れるのはいい。
でも仕切りのないペンケースに2本も3本も入れるのはやめて!
金属軸と樹脂軸の同居→樹脂軸が傷つきます。
金属軸同士の同居→どちらも傷つきます。
おわかりでしょうか。
父の金属軸のペンは、未使用以外、どいつもこいつも傷だらけ!
樹脂軸なら磨いて消せる傷も、金属軸だと限界が。
というか手におえないですよ?
まだ傷はキャップに集中しているけれど。
DSC00627.jpg

とりあえず洗浄をしようとしてもデュポンは初めて扱うし、
首軸のはずし方すら分からない。
まさか尻軸にある取っ手を引き出して回転させることで首軸を緩めてはずす仕様とは。
鉛筆のエクステンダーみたいな感じ?
DSC00633.jpg

そしてやわらかいとはいえ、樹脂製の黒い首軸の接続パーツまで傷だらけなのは何故。
それでも色々がんばったよ。
でも首軸の金属部分やコンバーターの先の金属部分があきらかに腐食してます。
DSC00632.jpg
そして父は何本もパーカーのペンマンインクを持っている……。
使ったね? 使っただろう、ペンマンインク!!!

DSC00631.jpg
首軸の刻印からデュポンのペンだということは分かります。
それしか分からない。
でもこいつは限定の匂いがぷんぷんするぜ!

DSC00635.jpg
尻軸あたりにサインらしきものがあるけれど、
だいたいアルファベット圏の筆記体と日本語でも草書体は
さっぱり読めないんだってば!
活字体や楷書が好きだーっ。

でもまあ、本体からヒントを得なければならない。
なんとなく、軸のラインが五線譜ぽい。
首軸近くの五線譜には楽譜らしきものもある。
DSC00629.jpg
検索ワードをあれこれ変えながらようやく素性が明らかに。

1991年1,000本限定
モンパルナスベース
没後200年記念
モーツァルト・レクイエム。
金属・金メッキ仕様。
ペン先18k。字幅F。
重量約50g。      

よりによって楽聖……。
いやまあ、知ってるよ?
下ネタ満載の手紙とか書いてたって。
でも音楽家としてはやはり偉人中の偉人。
そして高瀬はモーツァルトのレクイエム、好きなんだよー。

ごめん、本当にごめん。
こんなに傷だらけにしちゃってごめん。
腐食までさせちゃってごめん。
私がしたわけじゃないけど、ごめんねモーツァルト。

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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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