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 ピンク18号~MONTEGRAPPA ミクラ 

一目惚れだったんです。
それは私がまだ万年筆を1本目のメトロポリタンシィメリーしか持っていなかった頃
――まあたかだか3ヶ月前ですが――
オークション画面で見つけたのがはじまり。

「なんて美味しそう♪」
食べられないのは百も承知だけれど、そう思ってしまうのもしかたがない
透き通るようなピンクのちいさな万年筆。
私の好きな要素ばかりでできているのですから、好きにならないわけがない。

「ピンクの万年筆」にこだわる場合、そのモデルはたいてい低価格のものです。
万年筆を購入する層はどうしても男性が多くなりますから、
作ったところで男性が選ぶことは少ないピンクはメーカーからすれば作るだけ損。
プレゼントにどうぞと言ったところで、高額な万年筆よりはアクセサリー等を好む女性が大多数でしょう。
ですから、私の知る限りもっとも高額なピンクの万年筆はこのミクラになります。

世の中にはとんでもなく高額な万年筆もあると知るようにはなりましたが、
手を伸ばせば届きそうであっても私にとってミクラは高嶺の花。
憧れて焦がれて。
まさかリミッターがわずか3ヶ月で次々はずれていくとは夢にも思っちゃいませんでしたが
それがついにはずれる時が来てしまったのでした。
「自分へのごほうび」という名目で。
……これまで購入してきた万年筆だってごほうびじゃないのかとか、
そういうツッコミは野暮。
個人的に少々わけありのごほうびなのですから。

前置きが長くなりましたが、ネットで在庫確認した上で1月上旬に私が向かったのは
大阪北浜のモリタ万年筆店。
……少しでも安く買いたいじゃないですか。
モリタの紹介はまた後日いたしますが、あの夥しい万年筆の溢れる空間にあっても、
私の心をどれよりも捉えて放さなかったのはやはりミクラしかありませんでした。

mikura1

ほんとうに小さいのに非常に凝った作りになっています。
八角形のキャップとボディは魅惑のイタリアンレジン。
首軸等に惜しみなく使われるのは925――すなわちシルバー。

mikura2

それこそキャンディーのように甘い風貌です。
ですが不満がないわけでもないのです。

カートリッジしか使えないのはサイズ的にしかたないかとも思います。
それは購入前に納得しています。
購入したのはEFでした。
小さいペンは細字がうれしいですから。
書き味はたいへんなめらか。
でもこの字幅はMにしか見えないんですが?

mikura3

軸尾にキャップをねじこむ形で筆記時には使用します。
クリップの位置とペン先の表が合いません。
画像では少しゆるめにしめているのですが、実際はもっとずれています。
……これがイタリア万年筆クオリティですか?
キャップをねじこんで使用するタイプでしたら、
セーラーのプロギアスリムミニがやはり同じようにするのですが、
きっちり向きが合っているんです。
ペン先とペン芯を抜いて直すしかないかもしれません。
たぶん自分ではやりませんが。

そういったささやか(?)な不満はさておき、
ついにミクラが自分のものになった喜びを今はかみしめていたいです。


モンテグラッパ ミクラ ピンク
ペン先:14k EF
ボディ:イタリアンレジン ピンク
首軸・クリップ・リング:925シルバー
収納時約112mm、筆記時約143mm
カートリッジ式

BUNGBOX 寿ぎ紅 カートリッジに入れて使用

*キャップリングにMontegrappa 925 1140Mの刻印があるのですが
たいへん薄く小さく。
酸化して黒ずんだ場合銀磨き布で磨くことになるでしょうけれど
消えてしまいそうでこわいです。




 この記事へのコメント 

“飴ちゃん”みたいですけど、色が大変きれいですね。
国産品でこのような色使いのものはあまり見かけないような……
極細と銘打ってあっても、ほとんどの舶来品は線幅が太いです。
>ヘンリー様

おいしそうでしょう?
何色もあるんですが、どれもドロップみたいな舐めかけの飴の透明感があって
もっともっと安ければ揃えたいくらいです。
どうせ樹脂でボディを作るのならばこのくらいきれいな軸を国産でも作ってくれたら!
デザインはプロギアかプレラでいいので(笑)

ある程度は覚悟していますが、
別の方がモンテグラッパのEFは細い、というように書いておられたので期待してしまって。
個体差が大きいのも海外製品の特徴だと覚悟するべきでした。
良くも悪くも、国産の万年筆は地味ですよね。
プレラには似合いそうですけど。

先日知人からもらったパーカーのフロンティアも結構太いです。
個体差の少ない国産品、デザイン重視の舶来品というふうに住み分けがちゃんと出来てるように思えます。
>ヘンリー様

つまり舶来品(しかもできればイタリア製)のデザインと軸に
国産品のペン先が付けば最強ということになりますね!
重さとか価格とか好みによりますけれど
その条件に合うのはダンヒルでしょうか。
パイロットと組んでましたよね、確か(今はもう違うかもですが)。
私の好みとははずれてしまいますけれど。
まさにその通りです。これが本当の和洋折衷ですね。
国産品は未だに「中身で勝負」の精神を受け継いでいるのかもしれません。
舶来品は外見は豪華でも、ハズレが多いような気がします。

ダンヒルですか…… 色やデザインは私の好みですが、決して気軽に買えるものではありません。
おっしゃるとおりです。以前はパイロットと組んでました。
確か「ダンヒル・ナミキ」と称して、ジャンボサイズの漆塗り万年筆を売ってたと思います。
今でも復刻版が売られてますが、16万近くもします……
バランス型が好きなので、プロフィットスタンダードか3776で十分ですけどね。
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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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