万年筆(赤)の記事一覧 

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 プラチナ シープ和柄(改) 

私が所有している万年筆の大半は、
未使用新品もしくはデッドストックの新古品であったりします。
試筆程度のものもいくつかはありますがクセもないような状態のものばかり。
あきらかな「中古品」には手を出してはいませんでした。

そのペンを最初見た時、
「あ、桜だ♪ でもなんてかわいそうな状態なんだろう」
そう思いました。
でもその時私は<磨きたい病>にかかっていたので、
自分できれいにしてみたくなってつい入手してしまったのです。

このペンですが、はじめはつきみそう様がこちらの記事にしておられるものと
同じものでした(過去形)。
しかし軸の柄は薄汚れ、カートリッジは挿さったまま、ペン先もどろどろ。
さっそくぬるま湯で首軸ごと付け置きし、その後プラチナのインククリーナーで洗浄。
クリップ等の金属部分の錆や傷を磨いて落として。

でもその後がいけなかったのです。
単純にきれいにしようと、私は革用のクリーナーで軸を拭き……
見事に色落ちして柄はほとんど消えてしまいました。
更になんとかしようとすればするほど状況は悪化。
こんな風になってしまったのです。

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クリップ下はクリップがあるため柄がまだ残っていますが、
他はもう……。
全体的に柄はぼやけ、変に白っぽくなった部分もあり
見ていると悲しくなる状態に。

しかし洗浄したペンそのものはプラチナらしい極上の細字。
実に書きやすいのです。
このペン先が諦めきれず、更にこれ以上悪くなることはないと、
私は部屋を探してこんなものを掘り出します。

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普通、こんなものが部屋に転がっていないかもしれませんが、
うちには転がっているのです。
ハギレを染めるのに使うために。
本当はあとピンク系とグリーン系も持っているはずなのですが、
元々のペンが赤ということで、開封済みのスカーレットを使用。
二度染めして現在はこんな感じです。

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なんというか、赤黒いペンになってしまいました(苦笑)
革そのものが傷んでしまっているので、
どれほど布で磨いても油を使っても艶は出ません。
でも変にまだらだったときよりはマシというか。

おそらく外に持ち出すことはないペンだとは思いますが、
プラチナはやっぱりいいですねえ。
状態の良いプラチナシープ欲しいかも、
とかちょっと思うようになりました。

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プラチナ・シープ(革巻き万年筆)
ペン先:18k、字幅 細字
首軸:樹脂
キャップ・胴軸:金属に羊革貼り付け
収納時約134mm、筆記時約147mm
カートリッジ式(コンバーターも可能?)
キャップ嵌合式

Conway Stewart Green カートリッジに詰めて使用

  WATERMAN LADY AGATHE(OLD ROSE)  

まずは新年所感で欲しい万年筆をつぶやいてみたら。
万年筆46号~WATERMAN LADY AGATHE(JADE GREEN) で書いた通り
早々に憧れのレディ・アガサをGETいたしました。
「言霊すげえ!」
と調子に乗ってしまったら。
またも叶ってしまったのです!

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ウォーターマンのレディ・アガサ、「オールド・ローズ」です。
深みのある紅と明るい赤の交じり合った美しいボディが特徴。
ペリカンの所持しているM320ルビーレッドとも似た色目ですので、
赤系だとこういうのが私の好みなのでしょう。
モリスの真紅とも共通していますね。

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やはりこのお揃いのケースと小さい万年筆の組み合わせは萌えます!
ケースからペンを取り出す瞬間のときめきは格別で、
ちょっとした儀式のよう。

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言うならばジュエリー感覚。
ネックレスとリングをお揃いで身に着けているような。
このペンを忍ばせるバッグも古風で小型のものがいいな、とか
使う時はゴールドやガーネット(ロードライト)系のアクセサリーをしたいとか、
ここはマニキュアも揃えねばとか、
余計な出費を呼びそうではありますが(苦笑)

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レディ・アガサを2本並べてみました。
ライトの光をうまく活かせず画像だと区別がつきにくい(右が「オールド・ローズ」)のですが、
肉眼で見ると「ジェイド・グリーン」はやはり緑が鮮やかですからまた趣が違います。
配色としては「オールド・ローズ」の方が控えめかもしれません。

レディ・アガサは、以前にも参照させていただいた
『ぺん★ぱれーどっ!』のカーボン様によるこちらの記事(のコメント欄)によると
マイナーチェンジして2回に渡って発売されたようです。
最初が「ブルー・パープル」「オールド・ローズ」「ジェイド・グリーン」で
次が「ブルートパーズ」「ルビーレッド」「マジェンタ・グリーン」だったとか。

ネット上で画像を探しまくった上での個人的感想ですが、
私は初回発売分の色目が好みみたいで。
ですから前回は遠慮(?)しましたが、こうなれば「ブルー・パープル」も揃えたいです!
と、言霊様に訴えておきます。
でももう少し間隔を空けてのご縁でも良いのですが……。

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ペンだけですと、ほとんどペリカンのM320と変わらないサイズ。
そこがまた可愛い♪
こうして並べてみると色も本当に良く似ている……。

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ウォーターマン 「レディ・アガサ」オールド・ローズ
ペン先:18k M
ボディ:セルロース樹脂+金属
収納時約108mm、筆記時約138mm
カートリッジ式
専用同素材ケース(121mm)付属

Dr.Jansen Cherry カートリッジに入れて使用


霊験あらたかな言霊様、
でも第一候補はあくまでも「ナガサワ125周年記念PenStyleMemoピンク」なので、
こちらはいつでもOKですから、何とぞご縁をお願いいたします!
祈願成就のポイントは具体的に訴えることのようなので、何回でも言っておこう。
きっとそのうち根負けして叶えてくださるはず!

 PILOT VA WILLIAM MORRIS COLLECTION 

ウィリアム・モリスと言えば、ヴィクトリア&アルバート美術館で観て
まさしく言葉を失った過去が。
人間の手からこんなパターンが生み出されるのかとか思った遠い日。
同時に、才能はすばらしいけれど身近な人としておつきあいはしたくない……
とか感じさせられた神経質なまでの精密さ。

さてそんなモリスの名を冠した万年筆があるというのは、
ブログ『道化は踊る』さまを拝読していた折にはじめて知りました。
ただ、その時は自分に縁があるとも思っていなかったのです。
だってどうやらピンクはなさそうでしたし。

しかし私とて常にピンクか白にしか惹かれないわけでなく、
色目によってはころっと参ってしまったりもするのです。

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深い深い紅。
そこに同系色でまとめられたモリスの図案がそっと入っています。

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首軸も色を揃えてあるのが憎らしいところ。
随所に入る金色がまたよいアクセント。
気が付いたら「ぽちっ」とかやってしまっておりました。

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細いボディですが、カートリッジもコンバーターも使えます。
悩んだあげくに選んだインクがカランダッシュのSunset。
「大英帝国の日没」とかそういう意図はありませんが、
この軸にはぴったりだと思うのです。
ペンよりインクの購入に逡巡したのは秘密
(だってやっぱりカランダッシュは高い……)。

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天冠にはウィリアム・モリス・コレクションとV&Aとだけ。
ペン先の刻印も「V&A 14k-585 <F>」。
デッドストック品だからついていた当時の値札にも「V&A」とのみ。
先に『道化は踊る』さまの記事「もしも私にできるなら」を読んでいなければ
パイロット製などと知ることはできなかったでしょう。
私が入手したのは第2か第3のシリーズだと予測していますが。
他の色の実物もどんなものだったか見てみたいとは思います。

この細身の軸とインクもあいまって、なかなかお気に入りとなり、
配色の合うLiFEのPremiumノート(文庫サイズ方眼)に挿していることも。
ただインクフローが良すぎるのか首軸が汚れやすいのが難。
私の指先はよく赤系インクに染まっていますから今更ですが。


V&A ウィリアム・モリス・コレクション(パイロット製)
ペン先:14k F
キャップ・胴軸:真鍮(?)にラッカー仕上げモリス・パターン入り。
首軸:樹脂
金属部分は金色メッキ仕様
収納時約137mm、筆記時約154mm
カートリッジ/コンバーター 両用式

カランダッシュ Sunset CON-50にて使用

 WATERMAN LADY AGATHE(JADE GREEN) 

言霊ってやっぱりあるんです。

本年最初の記事で私は3本の万年筆の名前を挙げました。
モンテグラッパのミクラ。これは元々購入予定だったので予定通り入手。
ナガサワPenStyleMemo。そのものではないけれどよく似たものを教えてもらい入手。
そしてウォーターマンのレディ・アガサ。
記事を上げて間もなくオク出品物を発見。値下げ交渉が受け入れられ決着。

そうなんです。
レディ・アガサが入手できたんですよ!!!
という興奮をお伝えするべく今回は背景にも一部凝ってみました(笑)
一応アンティークの範疇に入るかもしれないスージー・クーパーのカップ&ソーサー。
あまり良いものではないんですが。
雰囲気重視で(笑)

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今回、私が入手いたしましたのは
『万年筆評価の部屋』さまが掲載されていた古いウォーターマンの日本用カタログによると
「ジェイド・グリーン」と呼ばれているものですね。
後年「マジェンタ・グリーン」と呼ばれている分もあるようですが、
後者の方がこのペンの配色に合ったネーミングだとは思います。

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筒状のケースからしずしずと貴婦人が登場。
深い翡翠色と躑躅色のドレスをお召しです。

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この!
お揃いのケースから小さいお揃いのペンが出てくるという!
ここがたまらなくツボったわけで!

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けっこう派手な貴婦人です(笑)ゴールドの装飾品がお好きらしい。

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ペンの天冠部分には地球マーク+ideal。
ちなみにペン先には「IDEAL」の刻印があります。


ウォーターマンのレディシリーズは、クリップもないごく小さな万年筆のシリーズ。
舞踏会の手帖というものがかつてございまして。
ダンスのお相手の名前をそっと綴るための手帖と小振りのペンを貴婦人はお持ちだったそうで。
なんだかそんな時代の風景を思い起こさせてくれる
たいへんにロマンティックな万年筆です。

……いいんだ。
もう乙女趣味認定されてるし。
こわいものなどあるものか。

さてこの万年筆ですが。
自宅自室で秘密の日記に使用するといった用途も素敵ですが。
どうせならばレトロな喫茶店(京都ならば築地とかソワレとかフランソワとか)ででも
さりげに取り出して手紙をしたためるとかしてみたいじゃありませんか。

でもこのまま持ち歩くとケースに傷をつけてしまいかねません。
ケースも大事ですから。
しかしこのペンに似合いそうなペンケースというかペンシースの手持ちなどなく。
良いものをみつけるまでと、急遽手近にあった革で簡単に縫いました。
縫い目は汚いけれど愛はある。一応丈夫な本革だし。
早く彼女に似合うペンシースを見つけなくてはみすぼらしすぎる……。

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レディ・アガサについては「ぺん☆ぱれーどっ!」様のこちらの記事に詳しいです。
http://blog.livedoor.jp/pen_parade1000/archives/1502008.html
1993年の発売ということで、20年近く前のものが未使用品で入手できたのって奇跡のよう。

ペン先も当然小さいですけれど、
私の持っているウォーターマンのどれよりも書き味はやわらかいかと。
Fでそれなりの(あくまでもそれなりの)細字なのも嬉しいですね。


さて、こうして言霊の力をしみじみ感じてしまった私ですので。
言霊さま。
引き続きナガサワPenStyleMemoピンクとのご縁を何とぞ!
そして今回の記事のために調べていてうっかりときめいてしまった
レディ・アガサの「オールド・ローズ」もいつの日にかお迎えさせてくださいませ!
……だってすごい好みの色なんですよ、バーガンディ系の。
さすがに「ブルー・パープル」も揃えたいとかそこまでは言いたくても言いませんから!

しかしこの貴婦人をお迎えして俄然レディ・シリーズに関心が出てしまいました。
分不相応なのはわかっているはずなのですが。
小さい万年筆というものがそもそも私のツボでしたっけ……。


ウォーターマン 「レディ・アガサ」ジェード・グリーン
ペン先:18k F
ボディ:セルロース樹脂+金属
収納時約108mm、筆記時約138mm
カートリッジ式
専用同素材ケース(121mm)付属

カランダッシュ Storm カートリッジに入れて使用

 Pelikan M320 Rubinrot 

m3201
m3202

まったくの予定外でした。
私は万年筆にはまったものの「基本はピンク」です。
比較的に他の色に食指は動かない……はずなんですが。
この子はオークションの画像を見てひとめぼれ。
で、きっと高値更新されるだろうと終了10分前に入札してみたら。
落札できてしまいました……。

私は何しろ初心者ですから、
これが日本発売が遅れに遅れているブツだなんて知りませんでした。
ただ、軸の色が。
透き通ってきれいで。
そしてサイズの小ささがいいなと思って。

実物もそれはもうきれいです。
光にかざすと透ける色はまさにルビーレッド。
それもピジョンブラッドクラスではないですか?

軽くて小さくて。
しかしそのボディからは想像できない字幅の太さ。
小柄美人の声が超低音なくらいの違和感。
サイズはまさに手帳用なのに、これでは手帳に使えません。
とりあえずノートに書散らし。

小型のペン先はやわらかくて。
書き味は悪くないだけに字幅が少し惜しい。
でもこのサイズなのに吸入式なのもすごい。
もっとも、それほどたくさんのインクは吸ってくれないけれど。

このペンを見ていたら久々に赤いマニキュアが塗りたくなって、
買いに走ってしまいました(笑)。
ロングタイトの似合う女性とか、織りの着物の似合う女性がふさわしいイメージ。
そのどちらでもない私が持ち主になっても許して欲しいです。

*ペンクリニックで少し削ってもらいました。満足。


「ペリカン ワンタイムエディション M320 ルビーレッド」
ペン先:14K F 
ボディ:アクリルレジン
収納時約110mm、筆記時約132mm
吸入式

J Herbin 1670 使用


(△お好みの文字サイズになるまでクリックしてください)
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高瀬あずみ

Author:高瀬あずみ
関西在住。持ち物をピンクで揃えようと努力中。

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